トイレの心得『問意礼問答』なるものがありましたので、紹介します。もともとはトイレ内に毎月掲示して、そのレストタイムのひとときに、己を見つめてみるために作成されたもののようです。仏教に通じる内容のものもありますね。
【1月】便所とは無量寿(むりょうのいのち)を噛みしめる処
…米(こめ)の生命(いのち)として生まれ、人を活かして糞(こめことな)りて生物(いきもの)を生かす肥料(こやし)となる
〔注:無量寿とは永遠の生命の仏。阿弥陀仏をさしていう。無量寿仏。〕
〔注:糞は米+異→こめことなると読ませる。〕
【2月】便所とは独慎心(ひとりつつしむこころ)をみがく道場
…便所で慎まないものは、人目がなければ何をするかわからない。
〔注:独慎とはひとりで生活や行為をつつしむこと。〕
【3月】便所とは人間が一番優しくなれる処
…たとい喧嘩をしていても"トイレタイム"を求められたら、人間ならばしばし待つ。待てないならばそれは畜生。
【4月】便所とは生きていることの素晴らしさに目覚める処
…あたり前のことが、あたり前にできる。これほど、素晴らしいことがあるだろうか。
【5月】便所とは自分の本心に気付かされる処
…便器に座っている恰好(かっこう)、他人には見られたくない姿です。己の心の奥底にも、誰にも知られたくないことがあるものです。
【6月】便所とは人間の教養が見える処
…さりげなく、お手洗をしている姿に、その人の平素の心がけがあらわれている。
【7月】便所とは大切なことを思い出させてくれる処
…便秘症の人にとって、今日お通じがあるかどうか、一日中の心配事。自分ではどうにもならぬ生命(いのち)の法則
【8月】便所とは一番人間らしくなれる処
…欲得を離れ、唯(ただ)出て下さる(御奉仕できる)ことに感謝している時が一番人間らしい姿です。
【9月】便所とは人間にとって一番安堵(あんど)できる処
…どんなに忙しくても、こればかりは我慢もできないし、時間を気にすることも忘れてしまう。
【10月】便所とは平等施一切(びょうどうにいっさいをほどこす)の世界
…大臣だって乞食だって平等に与えられ、入る時には違っていても、出て下さる時には同じもの。
〔注:平等施一切とは『回向文』の一節で平等に一切に施すこと。〕
【11月】便所とは生命(いのち)の根源を知る処
…便を見れば、その人のこころの病も、からだの病もよくわかる。
【12月】便所とは還(かえ)り往(ゆ)く身の尊さを知る処
…財産も、沢山入ってきてほしい。健康なからだもほしい。しかし、財産も健康なからだも、使う場があって始めていきる。便所は全てを受けいれてくれる場。
【まとめ】便所は用いる人の心の反射鏡である。栄えているか亡びているか、ここで判断するがよい。
ここがいつもよごれているようでは一事が万事、何をしたとて栄えまい。
以上、『問意礼問答』でした。
JUGEMテーマ:健康
妙法寺丸亀さくら想苑【永代供養樹木葬】が令和5年4月にオープンして以来、だんだんと認知度が高まっているように思います。
さて、西日本放送のテレビ番組『RNCエクセレントショップ』で毎週土曜日に妙法寺丸亀さくら想苑が紹介されています(20240201現在、RNCは香川県・岡山県のローカル放送)。
◎RNCエクセレントショップホームページ
https://www.rnc.co.jp/tv/excellent/
毎週、火〜土曜日にいろんなお店を紹介しています。RNC YouTubeチャンネルにて動画公開中!
テレビ 火・水・木・金:11時25分〜30分
土曜日:11:35分〜45分
上記ホームページから〔土曜日〕をクリック・タップしてください。
また、Youtubeにもアップされていますので、是非ご覧ください。次のURLは妙法寺丸亀さくら想苑の紹介を頭出ししていますので、すぐにご覧になれます。
https://youtu.be/wql2pH1-Re4?t=41s
↑カレーライスの画像ですが、安心してクリック&タップしてください。妙法寺丸亀さくら想苑から再生されます。
以上、どうぞよろしくお願いいたします。
JUGEMテーマ:地域/ローカル
生誕270年長沢芦雪−若冲、応挙につづく天才画家in九州国立博物館展示会が本日2月6日より福岡県太宰府市で始まりました。
奇想の画家として知られる江戸時代の人気絵師・長沢芦雪の特別展です。芦雪の代表作「龍図襖」など33点を中心に展示されています。
長沢芦雪は18世紀後半の京都で活躍し、奇抜な着想と大胆な筆さばきが国内外で高く評価され奇想の画家とも呼ばれます。同じ江戸時代中期に活躍した、伊藤若冲、円山応挙、与謝蕪村などの作品も展示され、この時代の日本絵画の世界を感じることができます。妙法寺所蔵の『紙本墨画蘇鉄図屏風四曲一双』(与謝蕪村筆)は前期展示です(=写真)。
【会期】令和6年2月6日(火)〜3月31日(日)
前期:2月6日(火)〜3月3日(日)…妙法寺の『蘇鉄図』は前期展示
後期:3月5日(火)〜5月9日(日)
詳細は九州国立博物館公式ホームページをご覧ください。
○九州国立博物館特別展公式ホームページ
https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s71.html
よろしかったらご高覧ください。合掌。
JUGEMテーマ:アート・デザイン
JUGEMテーマ:アート・デザイン
寒さ厳しいですね。
さて、表記の企画展が福岡県太宰府市にございます九州国立博物館において開催されます。長沢芦雪と同時代の江戸時代中期に活躍した俳人画家・与謝蕪村(1716〜1784)について、当寺所蔵の『蘇鉄図』(四曲屏風、一双、国指定重要文化財)が出展されます。これは襖8枚分あり、蕪村の讃岐時代における代表的な大作でございます。
つきましては、ご都合が叶いましたらご高覧くだされば幸甚でございます。適宜よろしくお願いいたします。
冬本番の折、くれぐれもご健康に留意なさってください。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。合掌
【会期】令和6年2月6日(火)〜3月31日(日)
前期:2月6日(火)〜3月3日(日)…妙法寺の『蘇鉄図』は前期展示
後期:3月5日(火)〜5月9日(日)
詳細は九州国立博物館公式ホームページをご覧ください。
○九州国立博物館特別展公式ホームページ
https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_s71.html
「厄年」は、現代においても人生における大切な通過儀礼として考えられています。
厄年は、一生の中で「大きな変化がある年」であり、肉体的・精神的・社会的にも移り変わりが大きいとされる年のことです。
移り変わりの大きな、人生の転機を迎える年のはじめには、寺院や神社にて厄除けや厄祓いを行い、神仏のご加護をいただいて、一年を過ごしましょう。
2024年(令和6年)の厄年の方は下表をご覧ください。
いずれも数え年での年齢で、この年齢の前後は前厄・後厄と称して気をつけてまいりましょう。
また、妙法寺において厄除祈願をお考えの方は、次のURL『ご祈願・厄除けのページ』を参照ください。
JUGEMテーマ:地域/ローカル
⇒ 通りがかりさん (01/06)
⇒ 真之丞 (05/07)
⇒ Cube (05/07)
⇒ 岡山商科大学はあなたの夢を叶えます! (04/24)
⇒ 真之丞 (03/30)
⇒ イーザス (03/29)
⇒ 真之丞 (08/15)
⇒ オルゴール (08/13)
⇒ 真之丞 (08/02)
⇒ オルゴール (08/01)