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自分の小さな「箱」から脱出する方法
この10月に復刻といいますか、新装丁で発行された『自分の小さな「箱」から脱出する方法』が目にとまり、買ってさらっと読みました。
著者: アービンジャー・インスティチュート /翻訳:冨永星
出版社:大和書房、ページ数:268p 1600円+税
自分の小さな「箱」から脱出する方法
一読後の感想ですが、心理学的&哲学的な内容もあいまって、表カバーに書かれている「人間関係のパターンを変えれば、うまくいく!」は、本により啓発されて自分の思考を変えるよう努めるきっかけとなり、周囲に良い影響は及ぼすことができるでしょう。ただし、すでに一定の生活パターンなり、人間関係が出来上がっているので、急激にかつ劇的に周囲の心までは変えられないかな!?と思った時、少々大げさな気がするのは僕だけでしょうか!?w。しかし、ウンチクのあるフレーズや文章は各所にいろいろあり、大変参考になります!。
ネット書評では、周りで起こる人間関係のトラブルは実はすべて「自分」が原因であることをやさしく教えてくれる全米ビジネス書ベストセラー本。よりよきビジネス、人間関係、家庭生活のために、時には、もしかしたら自分は今「箱」に入っているのではないかと疑ってみることが大切です。あなたをとりまく人間関係のトラブルを、一挙に解決する力を秘めているということです。箱に入っているのは自分だけではありません。周囲の人々だって同様です。
個人的感想を言えば、監修者の金森重樹さんの前書きが一番とっつきやすかったです(汗&笑)。心理学のロジックにより、対話形式で読者を導きます。我を見つめ、苦の原因を見極め、周囲には慈悲をもって接することを説く点は仏教と共通でしょう。なんやかんやいっても人間関係は自分と自分以外の人々で成り立っている以上、自分に何らかの原因というものはあります。自分の周りに起こることは、すべて自分が引き寄せている、仏教でいう因縁です。
実際、箱の中にいる人から自分を正当化するために、都合の良い材料を並べていろいろ言われると、言われた側も箱に入り、はたして冷静でいられるのかと思います(笑&涙)。相手からの執拗な攻撃は、相手と自分いう両者の存在あってのことで、こちらも反論したり、こちらも正当化して応酬になってしまいますよね〜。天台宗宗祖伝教大師最澄は、悪循環に陥らない道として、「怨みを以て怨みに報ゆれば怨み止まず、徳を以て怨みに報ゆれば怨みたちまち尽く。」と説きます。"やられたら、やり返す"では、悪循環に陥り、何も解決しません。あ〜現実は難しいですね!・・・(笑)。僕の印象的な所を紹介しましょう。
P:228「相手に逆らうことをやめた瞬間に、箱の外に出ることができる。自分を正当化しようという考えや感情から解き放たれるんだ。だから箱から出る方法は常にわたしたちの目の前にあるということになる。だって、自分が抵抗している相手は目の前にいるんだからね。相手に対する感情に背くのをやめて、相手に抵抗するのをやめることは可能だ。」ついつい自己正当化してしまう方、自己主張の強い方、自己中心的だと思う方が読むと、発見があり、中和されていいような気がします(笑)。
今後、欧米的な心理学の発想で、自己を見つめ、相互理解のもとに人間関係を構築していこうという点、日常生活における自分のふとした態度の奥底にあることに気づくという点で、とても有効だと思います。とにかく1度きりでなく、2、3度読み返すと、より理解が深まる本だと思います。
自分の小さな「箱」から脱出する方法の「まとめ」
この書籍の感想を書かれているサイトを紹介します。
◎ISOの本棚
http://blog.isolibrary.com/archives/50854381.html
◎COXの読書ノート
http://cox.cocolog-nifty.com/cox/2006/10/post_6db0.html
◎<自己啓発版>エンジニアがビジネス書を斬る!
http://jikokei.enbiji.com/2006/10/_by.html
| 真之丞 | 19:17 | comments(2) | trackbacks(1) | pookmark |
Comment
真之丞さん、こん**は!
・・・うぅ〜ん・・・深い・・・深いですねぇ。
未熟な自分にはかなり努力が必要だと再認識です!
まずは一つだけ、「自分への裏切り」を回避したいと思います!!
Posted by: 月 |at: 2006/11/23 10:11 PM
月さん、こん**は。
人間というのは良くも悪くも自分を認め、正当化しないと生きていけないものだと思いますが、その正当化が自己中ではうまくないということと、同じ動作も気持ちの持ちようで変わってくるものなのです。
Posted by: 真之丞 |at: 2006/11/24 8:33 PM








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自分の小さな「箱」から脱出する方法 アービンジャー インスティチュート著金森重樹監訳の感想
ビジネス書 | at: 2006/11/25 10:50 AM

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